2019年北米サンフランシスコで開催された前大会を引き継いで、昨年5月10日から12日までの日程で「第17回世界仏教婦人会大会」開催されました。京都の本願寺と国立京都国際会館を会場に日本各地から約2,000名、海外から約400名(ハワイ200,北米100,カナダ50,南米50)の参加でした。今回は特に「親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年」の記念法要や行事があるため、京都での開催でした。安芸教区からは125名の仏教婦人会会員さんが、そのうち志和組からは13名もご参加くださいました。
大会終えてから志和組の参加者13名が感想を聞かせていただく機会がなかったのですが、先日久々に集まって半年以上前の大会を振り返りました。
世界的な感染症拡大不安に大会開催が心配され、通常大会より規模もかなり縮小となったけれど、参加することができてよかったと感想を聞かせていただきました。特に海外の仏婦メンバーの話は印象的だったそうです。多くは海外移民にルーツがある日系2,3世の皆さんです。本願寺も100年以上前から現地に別院を立てて移住者を支えてきた歴史があります。日系の皆さんにとってお寺は特別な場所として大事にされているそうで、今回参加された皆さんは自分たちのルーツの国として特別な思いで来日されているのだと知りました。このような背景をもっているけれど私と一緒に仏さまのお話を聞いてうなずく仲間が世界中にたくさんおられるのだと思うと不思議な気持ちがする、参加してはじめて知ることばかりでした、と感想を聞かせていただきました。
次回大会は4年後、ハワイで開催されます。仏さまの教えを仰ぎ、混迷をきわめる国や地域の違いをこえてともにお念仏申す仲間との出会いの機会、ご縁があればぜひご参加ください。
志和組参加者の一人がプレゼント交換でいただいた、どこでもお参りできますために、という「携帯型お仏壇」です。北米カリフォルニア州アナハイムの仏婦メンバー Irene Yamanishiという方から頂いたそうです。
「重誓偈」がローマ字で書かれていて、当地の皆さんのお参りされる様子がうかがえるようです。
大会パンフレットの表紙です。