~令和2年度志和組各寺院報恩講開催に向けて~
<趣旨>
私たち浄土真宗門徒が大切にしております「報恩講」が近づいてまいりました。
現在、地域の様々な活動・行事が、また本山別院・各寺の法座や行事も自粛あるいは短縮や中止などの判断をとっております。これらは感染症拡大防止のための措置ではありますが、一方で仏縁が遠のいてしまうことが危惧されます。
今後私たちの法座の機会を守り寺院活動を消極的なものにしないために志和組法中で協議、感染防止対策をとりながらより安全な法座を開催することを目的として、あらためて次の5点を志和組法中の方針としその上で報恩講について3点を申し合わせることとしました。
<志和組法中としての方針>
[1] 手指の消毒設備の設置、マスクの着用依頼、室内の換気、飲食提供に対する配慮等、適切な感染防止対策を講じること
[2] 3密(密閉・密集・密接)の状態にならないよう互いに配慮を心がけること
[3] 大声での発声、歌唱とならないように配慮し、又は近接した距離での会話等を控えるように呼び掛けること
[4] 参拝くださる方には事前の検温をお願いし、37.5℃以上ある場合は参拝を控えていただくようお願いすること
[5] 相手の痛みを知る仏教徒として、感染者・医療福祉関係者やその家族などを誹謗・中傷・差別になる言動を厳に慎むこと
<今年度報恩講についての申し合わせ事項>
① 組行事として実施の「報恩講三寺参り」については中止、「お参りシート」配布はしないこと
② おとき(会食)の実施の可否については、事情により各寺院の判断によること
③ 組内全法中参加によるお参りはとりやめ、組内を3つに分けたブロック法中による勤めあいとすること
これらの内容をご留意いただき、ご理解ご協力の上ご参拝いただきますよう慎んでお知らせいたします。今後も状況次第で協議し、新しい方針をお示しいたします。
令和2年9月